中国・上海では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウンが2カ月ぶりに解除されました。上海から報告です。
(高橋大作記者報告)
3月28日にロックダウンが始まり60日以上封鎖されていた街ですが、私自身も自宅から出て地下鉄に乗って久しぶりにオフィスに出勤することができました。
ただ街の様子は一変しています。
あちらに見えるのは町中に作られた仮設のPCR検査場です。
上海市民による長い行列ができています。
地下鉄やバスに乗る時、コンビニなどに入る時さえも3日以内に受けたPCR検査の陰性証明を提示しなければなりません。
1日に発表された感染者数は15人と厳しいロックダウンによって感染者を抑え込んだ上海市ですが、店内での飲食などは規制が続き、会社によっては出勤者数を3割から5割に制限するなど厳しい感染対策が続いています。
2カ月のロックダウンが経済に与えた影響も大きく、通常の生活に戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。
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