KIOXIA (キオクシア)とは?
2015年、東芝の子会社で米国の原子力発電所製造部門「ウェスチングハウス」の巨額赤字を粉飾決算していたことが発覚しました。
東芝は2248億円(当初は1兆円以上ともいわれた)もの赤字を補うため、不採算部門であった、家電事業・PC事業の売却に着手。
しかし経営は一向に上向かず、優良事業であった医療機器部門も売却し資金調達したが、このままでは3期連続の赤字(つまり上場廃止)は免れず、やむ負えず、当時「虎の子」と呼ばれたメモリー事業部門を分社化して一部を売却しました(2018年)
これがキオクシアの前身となる「東芝メモリ株式会社」です。
その後、東芝は東証2部降格という憂き目に会います(普通、粉飾した時点で一発上場廃止なんですけどね)
東芝のメモリ事業分社化は東芝本体の制裁と考えればあまりに生ぬるいものであり、当時の動きを鑑みれば著しく企業倫理に欠けている行動をとっていました。
今回、KIOXIAはこのような悪意に満ちた親会社から離れる機会を得たという意味では最高に良いニュースであると私は考えています。
しかしながら、新規上場にあたって東芝は投資家をも食い物にしようとしているのです。
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