半導体が世界的に不足している影響を受けて、大手自動車メーカーが相次いで減産に追い込まれています。
トヨタ自動車ではアメリカ・テキサス工場で生産している北米向けのSUV(スポーツ用多目的車)についてカーナビ用の半導体が不足し、今月から生産の減少を見込んでいます。
ホンダでも今月から主力の「フィット」を減産する見通しのほか、日産の「ノート」にも影響が出ていて、「半導体の確保に努めている」としています。
自動車メーカーの関係者は「新型コロナの影響から回復が進んでいるのに残念」として、影響の長期化を懸念しています。
半導体は高速通信「5G」の機器やスマートフォンのほか、自宅用のゲーム機器の生産などで需要が急速に拡大し、世界的に不足しています。
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