トヨタ自動車の株主総会が６月15日開かれました。株主からは、半導体不足による生産計画への影響などについて質問が出ました。
総会には９３４人の株主が出席しました。トヨタ自動車は昨年度の営業利益が過去最高を更新するなど業績は好調を維持しています。
豊田章男社長は「今のトヨタには世界中の客に選んでもらえる商品がある」と話し、品質やラインナップを充実させた成果を強調しました。一方、株主からは、「半導体不足で生産ができず、納車が遅くなっている。将来に向けた施策について教えてほしい」という質問が出ました。
これに対し、トヨタ自動車の幹部は「半導体の在庫を増やすなど、生産活動に影響が出ないように努めていきたい」と説明しました。
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