トヨタ自動車は、すでに行っている一部のラインの稼働停止期間を拡大し、愛知県などの2つの工場を新たに3日間停止すると明らかにしました。
稼働を停止するのは、レクサスなどを生産する愛知県田原市の「トヨタ自動車 田原工場」と福岡県宮若市にある「トヨタ自動車九州 宮田工場」の一部のラインで、20日から22日までの稼働を新たに停止します。
稼働停止の原因は、東南アジアでの新型コロナ感染拡大や日本国内での物流状況がひっ迫しているためとしています。
トヨタ自動車では、すでに一部のラインの稼働を停止していますが、今回の発表分も含めて、12月に入り、4工場5ラインに影響がでています。
この稼働停止により、レクサスの一部車種約5000台の生産に影響が出る見込みで、12月全体では約1万4000台の生産に遅れが出るということです。
一方で、2021年度の世界での生産900万台の見通しは状況を注視しつつ維持するということです。
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