茨城町桜の郷の水戸医療センター付属桜の郷看護学校(植木浜一学校長)で7日、1年生86人の戴帽式が開かれ、看護の道に進む決意を新たにした。
厳かな雰囲気の中、男性8人を含む戴帽生は、先輩や保護者に見守られながら、女性はナースキャップをかぶり、男性はエンブレムを着けた。それぞれのキャンドルをともした後、全員で「患者さんの言葉にできない思いを受けとめ、寄り添います」と誓いの言葉を唱和した。
植木校長は「医療と現実の間で患者が苦しんだとき、看護師も苦悩することがある。洞察力と観察力を身に付け、患者さんのために最善の方法を考えることのできる看護師になってほしい」とエールを送った。
戴帽生代表の岩間瑞稀さん(19)は「確かな知識と技術の向上を目指し、思いやりのある看護師になりたい」と決意を述べた。
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