大阪の医薬品ベンチャー企業が新型コロナのワクチンを粉末化する技術を開発し、実験に成功したと明らかにしました。
「モリモト医薬」は、液体のワクチンをスプレー状にして瞬時に凍らせた後、時間をかけて乾燥させ、粉末化する独自の技術を開発したということです。
瓶に入れたまま凍らせる従来の方法では、1つの瓶で5人分程度の製剤しかできませんでしたが、1つの瓶に25人分の粉末の製剤を作ることに成功したとしています。
粉末化が実現すれば常温で保存できるため、保管や輸送に厳格な温度管理が必要な今の新型コロナウイルスワクチンの課題を解決できると期待されます。
モリモト医薬は来年の実用化を目指し、生産ラインを整備するということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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